透明鱗血紅龍

平成28年2月11日(木)
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 少し前にお知らせしたとっておきのネタはこれでした!

ちょっと詳細の説明が長くなりますが、ご興味のある方はぜひ最後までお付き合いください!

 

透明鱗血紅龍 20cm 特価¥ASK

登録記号番号150-005536

すごいアロアナが入荷しちゃいました!透明鱗のスーパーレッドです!!エラ蓋は中のエラが透けて赤く見えていますし、体側の鱗もほとんど透明です。腹部や一部の鱗にはわずかに光沢が見えますが、艶消しの透明な鱗の中にわずかに残る光沢が美しいです!とても貴重なアロワナですので、本来であれば普通に3桁万円はしちゃうところですが、今回はちょっと訳ありで安く仕入れることができましたので大特価で販売致します!訳ありと言っても目垂れやアゴずれ、エラ捲れなどの欠点があるわけではなく完品ですのでご安心下さい!本来透明鱗というのは先天性の色彩変異です。つまり産まれた時から透明鱗なんです。でも今回入荷した個体は後天性の透明鱗なんです。後天性の透明鱗なんて今まで見たことも聞いたことも無かったので、ちょっと自分でも信じられないのですが、実際この個体は輸入された時は全く普通の個体だったんです。それがストックしている間に急に透明になってしまったというとても不思議な個体なんです。後天性でもキレイな透明鱗ですし、先天性の物との違いは今のところほとんどありません。違いがあるとすれば目でしょうか。先天性透明鱗の魚は白目の部分も黒くなってしまう個体が多いですが、今回入荷した個体は白目と黒目がはっきり分かれていて普通の目をしています。ただし、先天性であっても白目と黒目がキレイに分かれている個体はいますので、この特徴が後天性だからとか先天性だからということは断言できませんが・・・。そして、この個体が後天性であることによる一番の不安は、もしかしたら普通の体色に戻ってしまうかもしれないということです。そこが心配なので、自信を持って3桁万円で販売できないんですよね・・・。ナマズの仲間に多いですが、後天性の黄変個体や白変個体などは飼育している間に体色が戻ってしまうことがあります。ゴールデンダルマプレコやゾンビタイプのグローボプレコ、弁天ナマズなどが良い例ですね。真っ黄色やまだら模様の個体が徐々に普通体色に戻ってしまうことがあります。アルビノなどの産まれつきで色素が欠乏した個体であれば決してその体色が戻ることはありません。ただし、面白いのは後天性の変異個体は戻る可能性もありますが、戻ってもその後また体色を変化させたりすることも多く、さらには想像の斜め上をいくような普通では考えられないような色彩に化けたりする可能性も秘めているということです。今のところこのアロワナの体色が元に戻りそうな気配は全くありませんが、今後どう変化していくかは未知数です。まだ20cm位で小さい個体なので現状では赤の発色も見られませんが、この先の成長や発色がものすごく気になります!先天性の透明鱗のスーパーレッドに比べれば全然安く販売させていただきますが、これからどうなるか自分で育ててみたい気もして、ちょっと売るのが惜しい気もするんですよね・・・。なので価格は伏せさせてもらいましたが、販売はしていますのでご興味のある方はお問い合わせ下さい。画像では個体本来の透明感が伝わらないと思いますので、気になる方はぜひ実物を見に来てください!画像は全て同一個体ですが、下段の画像は入荷直後、当店に着いてすぐに撮影した画像です。

 


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